« 2008年11月 | トップページ | 2009年2月 »

2008年12月

もうすぐで休み突入

11/4(火)

 今日は、流量測量の実践、昨日は7グループに分けた各リーダー、サブリーダーに浮子を使った方法、堰の越流水深測定方法、バケツとストップウオッチを使った原始的な方法の3つを説明した。今日は昨日教えた彼らが各グループに方法を伝えて実践し計算する日である。本当に学生に自主性が高く、教員は現場に行かなくても方法だけ教えればすんでしまう。時には間違った解釈も生じるため教員も積極的に現場へ行くべきであると感じるが現場嫌いな先生は絶対に行かない。

 午後新隊員のKさん、Kさんの2名がNRCに見学に来た。ランチを一緒に済ませ、農場、学内、そして家の見学をして4時過ぎに帰宅した。彼女たちは未だに赴任できずドミ暮らしで早く自分の家に住みたいとぼやいていた。2ヶ月以上ドミ生活をしていた我々にその気持ちはよくわかった。

11/5(水)

 やっと、授業が一段落して、来週再来週の授業準備に取りかかる。1日中職員室にいては毒なのでたまには農場に行ったり、ワーカーと話したりしてみる。どうやら、主力ポンプが故障していてそれがまだ直っていないらしく、水の確保にはサブポンプを使用していて苦戦している模様である。来週は11日に健康診断、21~ちょっとしたキャンプ予定である。

 また来週から授業再開なので今週はたっぷり授業準備に費やしたい。

 大学の恩師から次のような内容のメールが届いた。英語の勉強は日本に帰ってからも、世界中どこででも出来るのでとにかく現地語の勉強を頑張ってください。授業と日常の会話は英語ですむため現地語の方はそんなに上達していない。挨拶くらいしかしていないので仕方ないが。英語は使わざるを得ないのでなんとかなるでしょう。現地語を習得するチャンスは最初で最後かもしれないのでもう少しマラウイアンと会話する機会、習う機会をつくろう。

11/6(木)

今日は同期カンボジアK隊員との会話内容を紹介する。まじめな話だけど、授業するだけの自分はマンパワーだけで終わりたくなくて先進国がたどった公害の話だとか発展したけど家族や隣人とのコミュニケーションの大切さなどを伝えたくて、ことあるごとに喋っているのね

Kの発言: うんうん

新井

健司の発言: でも彼らは発展を求めているの今は公害なんてどうでも良いってかんじ。なかなかうまく伝わらなくて。授業でも取り入れていくつもりなんだけど。

[2008/11/06 21:13:43]

新井

健司の発言: 環境の事を考えながら開発」というのは先進国の勝手なエゴという人もいる。難しいところです

Kの発言: 実際に環境の悪い状態と環境のいい状態を作って、体験させてみたらどうですか?

Kの発言: カンボジアの人は少し余裕が出てきて、環境のことを口にする人も少なくありません。

Kの発言: 理科の授業でも、排気ガスやゴミを燃やした時の煙をとってきて水に溶かして、溶液のpHを見せたりしていますよ!

[2008/11/06 21:19:47]

新井

健司の発言: なるほど、そういう基本的なことからスタートだよね。

[2008/11/06 21:20:16]

新井

健司の発言: ゴミは分別無く全て穴にポイポイ状態だよ

[2008/11/06 21:20:43]

新井

健司の発言: そしてそれを肥料として使っているので問題

Kの発言: そのゴミが実際に口に入るのだというのを自覚させるのも手かもしれませんね。

[2008/11/06 21:24:12]

新井

健司の発言: ありがとう何とかシナリオができました。ちゃんと知識ある人は環境のこと解っているのに、みてわかるところから攻めようと思います。それでは皆さんによろしく。see you

[2008/11/06 21:26:04] Kの発言: またどんな授業したか教えてくださいね!じゃ

[2008/11/06 21:26:12] Kの発言: seee youuuu

11・7(金)

 今日は花の金曜日、なんと10時で授業は打ち切られ、10時から職員(成績)会議が始まりお昼過ぎに終了した。金曜なので午後には絶対予定を入れることはしない。いいことだが授業優先じゃないの?いくらなんでも。前回よりは会議の内容は理解できたが終わってから解説が必要である。会議の席で学生がチョーク、紙を頻繁にもらいに来る、そしてインターネットを使わせてと言うリクエストが頻繁にあるのでどう対応したらよいか?と言うことをAOB(その他)で発言してみた。答えはネットには個人情報があるので使わせるのは問題だが紙やチョークは共有財産なのであればわけてみてはと言う返答であった。

 夕方、ナミテテから来客、夕飯はA氏の家でそれから同僚のプリンスを誘って、common house(飲みや)に行き、10時に帰宅、日本では数は少ないがほぼ毎日ビールは飲んでいたが、マラウイに来てから平日飲むことはほぼ無し、週末も来客やみんなで食事でも行かない限り酒を飲むことはない。

11/8(土)

 久しぶりにドミに行き、体重計に乗ったら76kg、マラウイ着いたときが82kgだったので-6kg。日本でこれだけ痩せるのは至難の業。特に気を遣っているわけではないし、ちゃんと3食摂っているし時には10時、3時におやつとティーをすることもある。不思議と男性隊員は痩せる人が多い。平均-4,5kg多い人で-15kgとか。一方女性隊員は逆に太って帰る人が目立つ。何故こういう現象が生じるのだろうか?自炊力、料理力の差なのだろうか。

 夜は同期4名で外食の予定だったが、人数が一人増え二人増え総勢14名の大所帯で新しくできたチャイニーズレストランに行った。

 夜、帰ってきてドミにて次長の41歳のお祝い、そして任国外旅行の計画を立てた。

11/9(日)

 家に戻り掃除洗濯、自炊夕方散歩がてら写真撮影。最近雨が降ることが多いので景色も幾分緑が増えた気がする。夕方大学ではサッカー、近所を散歩していると、雨期が近いので畑を耕している人々がちらほら目立ち始めた。

11/10(月)

 オランダの学生がまた2人仲間入り、内1人はWater management が専門と言うことで早速声をかけて話をした。日本は昔、明治時代にオランダの技術者にお世話になったと言う話をして、その理由も話した。環境工学も専攻しているということで日本とオランダの土地利用の比較や農業の違い等について話しをした。

 深い話になり日本は稲作文化中心に発達、そしてヨーロッパは肉と小麦中心に発達、土地利用についてもずいぶん異なり、日本の森林率68%、ヨーロッパはドイツでさえ30%行かないと言う話、そして何故そうなったかという話をしたが案の定うまく通じなかった。次回持ち越し。

11/11(火)

 今日は健康診断、元々日本にいたときから血圧は高めであったが、100/140で少しびっくり、さすがに最低が100は人生初で驚いた、少し落ち着いて深呼吸し計り直してもあまり下がらない。手の位置を変えてはかると、86/130に落ち着いた。ドクターから適度な運動と塩分を控えるようにとの指示を受けた。もちろん日本にいたときはこんな指示は受けたことはない。

 午後は極北隊員のGさんがNRCに初来校一緒に食事を取り、栄養価の学科長に挨拶し次回は授業を受けさせてと言う約束をして帰った。

11/12(水)13(木)

 今日は、Irrigation principleの授業で土質実験、フィールドに出て10cmから25cmまでの深さの土を採取して乾燥炉に入れた。器械の表示単位がDgradeなので℃に換算しなくてだが先生も自分に確認しながら作業を進めた。最近カウンターパートが授業で自分に確認しながら授業を進めるようになった。今は基本的に自分がカウンターパートの授業を受けるか、自分が授業をするかどちらかなのでカウンターパートも大変だと思う。

 もし自分が全て授業を外国人に見られていたら途中で息苦しく感じるだろう。さて、新たな事実発見、授業料を私費で納めている学生は少人数制で、政府からの推薦で来ている社会人学生は大人数のクラス構成である。

 日本の感覚では不公平であるが、学歴社会、お金がものを言う社会では当然のことである。公立学校では教師数はもちろん、机や椅子でさえ不足している。お金を出してプライベートスクールへ通えば、少ない人数で充実した教育が受けられる。その結果学力もつき大学への進学可能性も出てくる。NRCへ来ている先生の殆どがマラウイ大学出身で全て経済的に恵まれた環境で育った人々である。

11/14~16(金土日)

 今日からBT(ブランタイヤ)でワークショップ、内容は住民参加開発型手法の方法と言うことで講師は野田直人さんでした。金曜日12:30のAXA(大型バスで出発)予定より1時間遅れて、着いたのは夜7時前だった。そのまま同期の風折れ宅に宿泊。

 今日は遅くなったので自炊、猫がなついてきて一緒に寝ることにした。翌朝、10時半にgame似て待ち合わせ、11時より1時間半午前の部、そしてお昼を挟んで1630分に会は終了した。赴任して3ヶ月半、様々な問題やストレスを抱える時期である。たとえばマラウイアンはモラルに欠けるとかプライドがないのかとか、図々しいとか、人のものを勝手に使うとか、時間にこないとか????数々の問題に直面していたが、それは単に日本人や先進国の援助する側の都合であると言うことが理解できた。わざわざ時間とお金をかけて参加したわけであるが、とてもいい勉強になり今後の活動の目標と指標をつくる良いきっかけが出来た。

 BTは既に雨期に突入しており日中は暑くて夜は少々蒸し暑さを感じた。

Img_0576

11/17(月、火)

今日から、また、灌漑授業で100人以上の生徒を相手に講義、実習、演習、課題、学生のモチベーションが高いので授業はやりやすく、理解も早い。一人で100人以上の学生を相手に講義だけなら大学で成り立っているが、演習と実習を併せてやるのは少し自信に繋がる。時間はすごくかかるがその理由はさぼりやおしゃべりではなく、議論、そして一つに器械を我こそとばかりに競争しながら利用しているからである。彼らにとって学ぶ器械は一度だけである。社会に出てからは誰も教えてくれない。だからこそ今覚えたことを直ぐに実践できるのかもしれない。

彼らは徹底的に議論をする。はじめは効率悪いと感じていたが、その議論は互いに意見や見識を出し合い、お互い理解するまでとことん追求しあう。だからこそ身につくのも日本人より早いのだろう。

火曜日は午前中実習が終了し、学生の様子を見に行ったがまだ議論と計算が終わっていないのでお昼過ぎに来いといわれた。直ぐに答えを求める日本の学校のとの教育スタイルの違いと、学生がとことん追求する真摯な姿勢を見せつけられた。

11/19(水)

 朝から横断測量について説明、実習横断面図作成、そして土量計算、この部分は日本では最低1週間は要するところである。それを1日でやってしまうにだから無理があるが何とか時間内で説明そして質問を受け付けこたえる。午後は別のクラスで測量の歴史、始まり、種類そしてレベルについて説明、明日の実習に備えた。NRCの多くの先生方の授業方法はある程度説明をしたら課題やグループワーク、議論を与え、その間先生方は職員室で他の仕事をしたりくつろいだりしている。シラバスにはテストの点数60%、課題点40%と謳っているのでごもっともだが貴重な授業時間を学生だけに実習や課題をやらせるのはどうかと思う。それから互いに授業を見せ合ったり研究授業をするなんて言う時間はもちろん無い。その点も授業の質が向上しない理由の一つであり、多くの先生がより多く給料をもらえる場所に転職したりしており、長い先生で勤務年数が5年である。

案の定放課後も学生が質問に来た。今週と来週が過ぎればテスト準備期間とテスト期間になるため一段落である。しかしレポートの数が半端でない。これでは土日を使っても終わらない。今回は採点基準を明確にし苦情対策に備えた。

11/20、21(木金)

 後2日間乗り切れば、今学期の山は終了、木曜日測量実習第1弾、うまく実習助手とコンタクトがとれずに一人でやる羽目になった。何とか次回はコンタクトを取って一緒に仕事しなくちゃ、それから色々実習の方法とかも教わらなきゃ。

11/22,23(土日)

 ゾンバにキャンプに行ってきました。SVのKさん一家、そしてJOCV総勢10名夜はテントを張って歌を歌って、カレーつくって朝はハイキングに行って滝を見て滑って転んで楽しい週末をエンジョイできました。

 行くときは少し疲れ気味だったけど森林浴とおいしいものを食べたおかげで元気になって帰ってきました。

11/24、25,26(月、火、水)

先週だした課題が山積みになった。日本と違って委員長が黙っても持ってくる仕組みになっている。そしてまた返却もしてくれる。今回は前回、採点基準をしっかり伝えなかったため、返却後にクレームが殺到した反省を受け、板書して基準を伝えた。その分幾分レポートが厚くなったようだ。木曜、までに150枚を採点して返却もしなくてはならない。

今週は灌漑関連の別の授業に参加し、Land コースの授業も覗いてみた。気のせいかもしれないが他コースの学生は賢そうに見えた。最近幾分フィールドワークが多くなってきた気がする。たいしたことはやってはいないが器械が古いので日本では使ったことがないのでとても勉強になる。日本は技術が発達しすぎていて、器械や薬品、PC、ソフトなどが揃った上で技術を生かすと言う場合が多い。何も揃っていない途上国では使える技術が少ないと感じる。

11/27(木)

 昨日の夜から今日にかけてようやくレポートの採点が終わった。テストの採点となると先が思いやられる。しかも字が乱雑で読むのにとても苦労する。先生が黒板に板書した字ですら読むのが大変である。

 最近本格的に雨期に突入し夜になると羽ありが大発生する。特に午後6時半から7時半にかけて大発生しその後は不思議と数が激減する。

11/26(金)

 今日は殆どのクラスでテストそして10時か11時には終了、先生方にも学生にもほんとに花の金曜日である。

 レポートを返したら大クレームを受けたクラスの学生と会ったが、もうそんなことはとっくに忘れている様子で安心した。

 明日は卒業式のため、帽子とガウンが配布された。今日は木の名前に詳しい先生と学内の木について案内してもらう約束をした。

11/27(土)

 今日は朝から卒業式、Land administration course の卒業式でEUがスポンサーになっているらしくその関係者も見られた。卒業生はガウンを羽織る。そして大学卒以上は帽子をまた学校長は帽子のリボンが赤色とういふうに階級によって服装が完全に分けられている。

午後1時からドミにて交通安全協議会、なんと安全神話があったNRCにも昨晩強盗未遂事件が発生した。副校長に家に夜中の2時に6名の集団強盗が押し入り、金を請求した。幸い何も取られなかったが、ウオッチマンがナイフで斬りつけられると言う痛ましい結果になってしまった。夜の防犯は特に気をつけようと思う。

夜はWFPの家にて食事、飲み物を楽しんだ。久々に同期や身近な仲間と夜中まで語り尽くした。

11/30(日)

 今日は次長宅にてゾンバキャンプの打ち上げ、昨日の酒が抜けきらぬうちにまた飲んで食べてしまった。平日は太る要素はなし。休日にLilongweにあがってきていいものを飲んで食べるとまた太る。太ると行っても日本ほどではないが最近平日体重76kgで安定し、土日でプラス1kg、そしてまた平日には76kgと言ったところである。

12/1,2,3(月、火、水、木)

 試験前最後の授業である。一応自分の役割は終了し、テスト作りも完了したので、カウンターパートの授業をみさせてもらった。途中で1日だけ、LandPhiriの原始的な水平の出し方(Aフレーム)の作り方、水平の取り方を教えていただいた。

12/4,5,6(金土日)

 いよいよ2週間後に家族が来マラウイ、金曜日は同僚の先生にいくつものホテルやロッジを教えていただいた。そしてメインのLiwonde Natoinalparkや世界遺産のケープマックレアの予約を行った。

あと2週間で今学期は終了してしまうのでそれまでに日本便り、そして農場灌漑拡張計画、ハウス計画などの案を打診しようと思う。 

12/7,8(月、火)

今週はJICA事務所にて英語のblush up トレーニング。講師は南アフリカ人、久しぶりにf,vのちがいやr、lなど日常あまり意識していない事を注意されながら勉強した。初日は先生のペースで授業を進め、二日目はこちらからの要望や質問に対しての返答。三日目以降は発音を中心とした勉強という流れで進めていくことになった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年2月 »